独り言

朝の徒然なる思考

今朝朝日を浴びながらぼんやりしていたら頭に浮かんだことについて、それこそ徒然なるままに残します。

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眼を閉じると、体の平衡感覚が一瞬迷子になるのか、ふわふわゆらゆら不思議な感じ。続いて体の中の動きに集中すると、空気が出たり入ったりしているのが分かる。これは、自分の内部に意識を向けたからそうなったんだろう。

思い出すのは受験のころ。
目を閉じることがあまり心地よくなかったころ。
例えば勉強中に眠くなって仮眠をとるとき、目を閉じると視界がぐるぐるまわって、目の前に奇妙な幾何学模様が次々と姿を変えて現れて、ちかちかして気分が悪くなることが大抵だった。それは、自分の内部に目を向けるのではなく目の前に見える(と思われる映像)に集中してしまったから、余計にそういう風に見えたのかもしれないけれど。あの時は本当に気持ち悪かった。

それに比べると、今回の瞑想(?)は全く気持ち悪くなかった。本人の気の持ちようも関わるのかな。あと2呼吸、いやあともう一声、、って感じで、もう少し続けたくなる。
眼を開けるとなんだか思考が整理されたような気持ちで、とてもすっきりしている
ゆったりと深呼吸をする。
呼吸の長さは本人の精神状態を表しているような気がする。
受験期とかストレスにさいなまれているときはなんだか、過呼吸のように短い呼吸を、断続的な呼吸を続けている感じ。時間が経つにつれ近づいてくる緊張の瞬間に向けて歩んでいく。
先を見据えた、細く長い、ゆったりとした深呼吸ができるのは、だいぶ後になってから。


受験期の睡眠について振り返ってみた。
あまりに疲れすぎていたのか、寝た次の瞬間に目が覚めたような感覚で、しっかり時間は経っている。もう起きなければいけない時間。自分と約束したその時間。寝たはずなのに、まったく疲れが取れていない。目はしょぼしょぼして眉間がツーンと痛い。目をつむると頭の奥、後ろの方に鈍痛が走り、平衡感覚がなくなる。

今思うと相当ひどい状態だった。休息が必要な状態。
それ以来、寝不足状態は目を閉じてみればなんとなくわかるようになったし、今後の自分の体調を判断するうえでの指標を得られたとも思う。だからどんなに辛いと思った経験でも、活かせる道はある、と今のところは思う。

目をつむっているとだんだん太陽が昇ってきたのか、より強い光が顔に当たるようになった。少し目を開けると視界が白飛びするくらいの。瞼越しに感じる熱、光、大きなエネルギー。やっぱり太陽の光を浴びることは気持ちいい。

あ、適量ね。適量に限るけど。