試験期間を乗り切るにはスタミナが必要
我が学部は、勉強時間を確保してあげようというありがたいご配慮のおかげなのか、試験期間が他学部に比べ一週間遅い。それはすなわち夏休みの始まりも一週間遅いというわけで…しかも後期開始時期は他学部と同じというわけで…
なんとも言えないこの気持ち。余裕をもって試験準備できるのはまあ間違いないのだが、気持ちがダレるという弊害もある。こと準備を速めがちな私においては、早め早めからギアを少しずつ上げていくのは良いのだが、試験前3日間くらいは早くもガソリン切れとなる。もうあらゆることに飽きてしまう。もう何度も見返したプリント。新しいことを学ぼうにも気力が生まれない。深堀すれば理解は深まっていいのだけれど、それをやりたいわけでもなく…試験前とは思えない怠惰な日々を過ごしてしまうこともある。
せめて違うことに集中していれば少しは意味のある一日になるのではということで、こういう試験期間にはかどるのがいつものお絵描きなのだが、今回の試験期間はどうもその気分にもなれず、果たして本や漫画を読むことくらいしか息抜きができていない。
これだけ勉強に飽きた、暇だ、ほかのことがしたいなどと考える癖に、いざ外出の予定ができたりすると、ここで外出することにより減った勉強時間がのちの後悔の種になるのではなどどくだらないことを考えてしまう。わかっている。集中できるときに集中して、ほかは息抜き。そういうメリハリが、長期的な学びには不可欠だということは重々承知なのだ、けど。
知り合いの一人はそういうところの調節がうまい。試験直前だというのに、友人の誘いに乗って出かけた。翌日、だれよりも多くの試験を控えているというのに。そのためにその人は試験の二日前にほとんどの対策を終わらせ、試験前日に遊び、夜に復習をしてから試験に臨んだ。しっかり合格点をとり気持ちよく夏休みに突入していた。
もし私がそういったプランを組んだら、試験前日も結局心配で仕方なくて遊びに集中できない気がする。一緒に遊んでくれる友人に申し訳ないくらい。
人には得手不得手があると言うけれど、本当にそうだ。こういう時に自分の特徴を実感する。
とりあえず、今やることをこなすのみ。
と、思っていたのがすでに数週間前のこと。無事試験も終了し、結果はともあれ夏休みを満喫する用意は整った!