脂質に白旗上げるにはまだ早いと思うんだが
齢21にして、日常生活の中で絶対にお目にかかるあやつが敵に回ってしまった。
そう。
脂質。
SHISHITSU!!!
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先日旅行に行って、懐石料理をいただいた。メインが和牛のステーキで、サシの入った分厚い牛肉が3切ほど提供された。1枚目。とても美味しい。あふれ出る肉汁すなわち溶けた脂。本当においしい。久しぶりに食べたこんなお肉。
と思って2切れ目に突入したのだけど。何かがおかしい。なぜか胃がむかつきを訴え始めている。どうした。音を上げるにはまだ早い。あと一切れ残っているし、なんならこれからも懐石は続くのだから。
でもどうしても最後の一切れに手が伸びない。多分自分は、この一切れを美味しく食べることができないだろうと思って、家族にその最後の一切れを譲ることにした。なんというか、情けない瞬間だった。
断っておくが、私は脂身が苦手なだけであって肉は大好きである。だからあまつさえ自分の取り分として配給された肉を、他人に譲り渡すのは自分の中である種の屈辱なのである。
しかしその屈辱を受け入れなければならない日が来たということ。そしてこれからもそんな日が来るということを悟った。
脂質に勝てない。
油物に勝てない。
どうして。まだ20代、胃腸は健全、まだまだ爆食とか食べ放題とか楽しめる肉体を持っているはずなのに。
少なくとも17歳ごろの自分は脂のことをあまり気にせず、結構お肉を食べていた。まあ当時から脂身が嫌いではあったか江戸、焼き肉をしてもしゃぶしゃぶをしても、そこそこにたくさんのお肉を平らげてそれでなお平然としていたものである。
転機は18歳だと思う。初めての、大学受験期に突入した。
体型変化を気にした食生活、摂取カロリーの削減、急な過食、まあいろいろ。
そんなことしてる間に私の腸内細菌死に絶えたんかないうくらい調子悪いときとかあって。胆汁分泌能力も落ちてんのかいいうくらい、リパーゼ仕事してへんやないかいいうくらいに脂の分解が追い付かなくなってきた。
で、失われた脂質分解能力を回復させることはもはや難しそうなので、ていうか下手に回復させると今度はまるまる雪だるまになってしまうそうなので、まあこのままのほうが健康には良いのかもしれないと思うことにした。
これからも、脂を除きながら生きていくよ。しんどくならないようにな。
あと太田胃散ってすごい、開発してくれた方ありがとう。愛用します。