振り返り

受験期から学び、強欲になる

受験期しんどくなってきていたころのメモを振り返ります。
自分で自分を褒めること、自分を大事にすることの大切さを改めて感じました。

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ヤバイ涙止まらん
どうして

なんとなくわかってる
昨日夜更かししたから今日寝坊してやりたかった書道に時間かかって
勉強思うように進まなくて
お昼美味しいけど食べすぎて
お腹ぽんぽこになって  自分の体にも腹たつ 石力のなさ
積分やりたくなくて
現実逃避数学しててもちょっと詰まっちゃって
物理は飽きたししばらくやリタくない
化学やらなきゃ  でも進まない 一番やらなきゃいけないってわかってるのに
国語?進まない
世界史?流石に今優先度低いのくらいわかるy
でもやらないよりはやったほうがいいんだろyが
英語だってやらなきゃ 何を?単語最近面白くないし 熟語だって知らないこと結構あるけど面倒に思えてきたりして

大丈夫なのかな
塾行ったとしても自分で考えて勉強できるのかな
今だって出来てるかはわかんないけど
2連級有効活用yできないようじゃあかんで
やりたいこといっぱいあって2連級なんて喉から手が出るほど欲しいはずなのに
なんでそこで漫画読むん
勉強せんの
別にめっちゃ読みたかったわけちゃうよね
ちょっとのつもりやった

つまりやな
切り替えが下手くそやねん
朝起きて今日いまいちやって思ったらそっから切り替えられへん
最悪やでそれ
いい加減にしいや
遊んでる場合ちゃうねんやること山盛りいっぱいいっぱいあんねんわかってんの
でもやること優先順位つけるの下手なんかなタスクの細分化もできへん
とにかくあれやれこれやれって自分に言うはいいけど
それがちゃんと計画に則ってるわけでもなければ それが順調に行ってるんかも分からへん
現実逃避も勉強したらええねん
でもやるべきことの優先順位見誤ったらあかんねん
そこんとこしっかりしていくのが今年の目標かもしれへんな
どうでもいいけど
めっちゃ打つの早くなった

(原文ママ)
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や、病んどる…
自己嫌悪の塊ですね。

いったん自分を責める言葉が出てくると止まらなかったんですよねーとりあえず傷つけるところまで傷つけてそこから起き上がらせるみたいな。筋トレと同じですよ多分。そういうつもりで今の気持ちをすべて吐き出そうとしてたんだと思います。隠し切れないストレスがあって、それを食事で解消しようとして限界超えて食べちゃって、しんどくなって自己嫌悪って…もうやってられないですね。いやーしんどかったよなあ当時は、って思います。

受験期の食事についても、思い出すことがあります。

摂食障害とかはっきり診断されたわけではないのですが、振り返ると当時の私は過食状態だったと思います。普段は学校と塾と家との繰り返し。その隙間にさらにテトリスのように勉強を組み込んでもうやることだらけ。唯一の息抜きが食べることくらい。となると、その食べている時間をできるだけ長引かせたいと思うようになって、じゃあちょっとずつ食べればと思うんですけどそうもできない。部活をして運動量もしっかりあったころと同じかそれ以上のスピードで食べ物を口に運んでしまうんですよね。食事が終わればまた何か知識をいれなくては、問題を解かなくては。ずっと頭でそう言って自分を律していましたけど、本当はすごく嫌だったんでしょうね。

だからずっと食べてたんです。休憩時間にお茶を作りにキッチンに行っても、休憩中だからとおやつを食べて。別にすごく食べたいお菓子でもないのに、なんか魅力的に見えるんですよね。

勉強が行き詰っていると感じて苦しくなり始めていたある日の夕方、父親が夕食にピーマンの肉詰めを出してくれたんです。父はハンバーグとか餃子とか麻婆なんちゃらとかひき肉を使う料理を結構得意とするので、レパートリーを増やしたのかなと思いました。きれいに詰めるのが難しいとか肉だねがすぐ外れたとか、いろいろとぼやいていました。今思えば話題作りの一環だったのかもしれません。

3個も食べれば満足できそうな大きめの肉詰めでした。いつも通り美味しかったんです。それもあってかなんだか涙が出そうで、とにかく食べ続けたんです。6個は食べてたと思います。明日の弁当用に残しておくはずだったのに、ほとんど私が食べてしまいました。さすがに父もびっくりしていたと思います。本当に美味しかったんです。

だけど食後に、今までにないくらいおなかが張っていることに気付いて、限界突破して食べてしまったんだなと思いました。受験生で運動量が少ない分、息抜きに筋トレをしたり食事内容を意識したりって頑張っていたのに。自分で自分を褒めることのできる部分が無くなったような。勉強は行き詰っている分、せめて、少なくとも体は引き締めておきたいとか思っていただけに、ショックでした。その瞬間何かの糸が切れたみたいで、一人で泣きました。情緒不安定もいいところかも。

当時はもう自分で自分を認めることが難しくなっていました。最初は一緒に走っていたはずの理想がどんどんペースを速めて、いや自分のペースが落ちてしまって、あれよあれよという間に引き離されていく感覚。理想と離れていく自分が許せなくて、現状はなかなか回復しなくて、どんどん落ち込んでいく。

自分で自分を褒めることを忘れないでほしい。自分をいじめすぎないでほしい。自分が落ち込んでいると分かっているときに自分に厳しい言葉をかけるなんて、今から思えばいいことなんて何もありませんでした。どんどん感情があふれてきてしんどくなるだけでした。

こういう視点もあります。自分が大切にしたいものの優先順位を決めるべきだった…のかもしれません。例えば当時の自分にとって一番重要だったのは勉強関連のことのはずで、自分の体型のことではなかったはず。むしろしっかり食べて健康的でありつつ、自分のなすべきことをするとか。そうすべきだったかもしれない。

でも多分、当時の私にとってはどちらも同じくらい大切だったんだと思います。二兎を追いたかったんです。保険のために。一兎に絞っても捕まえる覚悟が足りなかったんです。

今は、強欲に行けば二兎を追っても捕まえられるのではないかと思います。少なくともそういうマインドで生きていきたいと思います。

強欲になります。