小皿に山盛りのブルーベリー
よくブルーベリーを食べる。といっても生のものはなかなか手に入らないので、冷凍のものを定期的にまとめて購入することにしている。
もともとベリー系はあまり好きではなかった。生の場合、歯をいれた瞬間にやわらかい中身が飛び出てくる感触が苦手だった。歯ごたえに欠けるところがどうも気に入らなかったようだ。
あるとき、コンビニの冷凍ブルーベリーを家族がほおばっていた。ちょうど暑い日だったこともあって、霜の降りた状態のブルーベリーの恋紫は、私の眼に魅力的に映った。横から一口もらってみると、ひんやりシャリシャリとした食感で、中身がつぶれる感覚はどこにもなかった。それに加えて、甘みと鼻に抜ける香!ブルーベリーの香りがあんなにさわやかだとは知らなかった。香料を加えているのでは?と疑ったくらいだったが、添加物なしと書かれていた。とても不思議だった。いずれにせよ、それ以来冷凍ブルーベリーに強い興味を持つようになった。
当然だが商品によってブルーベリーの様子は全く違う。仲間でしっかり身が詰まっているもの、中まで紫のもの、香りの強いもの、甘みの強いもの。いずれも美味しいブルーベリーだ。酸味が強い場合ははちみつと一緒に食べると美味しいし、ヨーグルトと一緒に食べると酸味があっても問題ないように感じられる。
あと嬉しいことに、ブルーベリーはかなり低カロリー。アイスを食べたくなるような暑い日、でも重ためのアイスしか冷凍庫に無い…そんなときに冷凍ブルーベリーがあれば、暑さをすっきりと乗り越えていけると思う。何か口に入れたいとか、軽いデザートが欲しいとか。そういったときに重宝している。注意すべきは、ブルーベリーの色素のせいで唇の血色が悪くなること…ちゃんと洗ったりリップを塗ったりしないと、とても体調の悪い人だと思われてしまう。実際、こっそりブルーベリーを食べた後、母親に顔色悪いで!と心配された。
私はフィンランドに関する情報を発信していらっしゃるChikaさんのファンなのだが、フィンランドのブルーベリー摘みの話を何度か読んで、いつか自分で体験してみたいと思った。なんでもフィンランドのベリーはビルベリーというもので、日本で一般的に出回っているブルーベリーよりも濃い味わいなんだとか?うーん興味ある。